Kyoto Science Sequence (KSS)

京都教育大学附属高校を訪問!

2016.10.25.

10月25日に京都教育大学附属高校に大学院生3人で伺い、理系の2年生約90人を相手に講演を行いました。内容としては「大学院・大学院生の紹介」を10分、3人それぞれの「研究紹介」を各20分程度行いました。

前半では、

  • 大学院には現在、理系学生の多くが進学している
  • 大学院では研究のやり方を学ぶ
  • 実験や観察ばかりではなく「まだわかっていないこと」を調べることに時間がかかる。
などの話を行いました。「いろんな世界があるとわかった」などの感想をいただき、また先生からも「進路指導の際の参考になった」と好評をいただきました。

後半では、私達の研究内容についての話を行いました。 1人目は「素粒子とは何か、素粒子からこの世界の成り立ちを考える」、2人目は「これまでは鳴かないと考えられていたカエルのメスの鳴き声」について、3人目は「天の川銀河の中心部の形から、銀河の成り立ちについて考える」といった内容で講演を行いました。研究を理解するための基礎的な知識から、自分の研究の魅力までを伝えられたのではないかと思っています。また、後半では3人それぞれの研究生活についての話も少しだけ盛り込みました。実験を行うために厳しい時間の制約があったり出張が多かったりと、それぞれの分野に特有の事情があることがわかり、私自身も興味深く聞いていました。講演を聞いた生徒からは、「いろんな分野に興味が持てました」「全員そのテーマに情熱をもって研究し続けるということがすごいと思ったし、とても面白かったです。」などの感想をいただきました。

私自身は、このような一般向けの講演をしたことがなく初めての経験だったのですが、非常に楽しくお話をさせていただきました。素粒子という馴染みのない分野の話で難しかったとの声も聞かれたので、今後の参考とさせていただきます。講演のために時間を空けていただいた先生方、聞きに来ていただいた生徒のみなさんに感謝いたします。継続的に講演会を行っていきたいとのお話もいただけたので、よりわかりやすく興味の持てる講演ができるよう精進していきたいと思います。

田中 駿祐 (物理・素粒子実験)