Kyoto Science Sequence (KSS)

清教学園高校を訪問

2015. 6. 27.
 6月27日、母校である清教学園高校で講演を行いました。内容は「1.大学生の日常垣間見」と「2.躍進する生命科学の世界」との二部構成で、質疑応答の時間を含めて約1時間の講演でした。前半では、大学院生の研究生活について、普段の実験やディスカッションの様子を写真で紹介しました。後半では、専門的な生物学に一歩踏み込んで話をしました。分子生物学は20世紀に急速に成長した学問ですが、その背景としてDNA→RNA→タンパク質という一連のセントラルドグマが示されたこと、そしてそれらを解明するための手法が発展してきたことなどを説明しました。最後に、近年になって生物学の世界で大きな技術革新が起きていて、未知の世界が更に広がっていることなどを紹介しました。講演中や講演のあとには個別に質問の時間を設けました。そこでは、「どうして生物を研究しているのか」、「研究者にとって大事なことは何ですか」といった質問があり、研究へのイメージはまだ漠然としていながらも、研究に対する関心の高さが窺えました。彼らが少しでも研究の世界に踏み込んでくれたら嬉しく思います。また進路に関する質問も多くありました。大学進学は高校生にとって大きな岐路ですが、こうして卒業生と話をすることで、彼らの大学・学部選択の一助となれば幸いです。
福原 充子 (分子生物学・RNA)

【生徒たちの感想】

  • DNAのことは知っていたけれど、RNAのことはよく知らなかったので、リーフレットで勉強になりました。
  • 自分の体を作っている細胞なのに、まだ分かっていなことが多いということがわかりました。どんなふうに研究が進むか楽しみです。
  • リーフレットの正方形のデザインが面白くて見入ってしまいました。
  • 専門的な研究をしてみたいと思っていたので、参考になりました。
  • 細胞が分裂する様子の動画など普段は見られないものを見ることができた。