Kyoto Science Sequence (KSS)

四天王寺高校を訪問 Part. 2

2014. 11. 1.

母校への恩返し

Kyoto Science Sequenceの活動として、母校である四天王寺学園にて講演を行いました。自らの研究を高校生たちに紹介するのは初めての経験で、分かりやすく伝えるのはどうしたらよいかと準備段階からいろいろと思案しました。高校の教科書を棚から引っ張り出してきて読み、その内容から発展させることで親しみをもてる展開にできるよう工夫しました。当日の講演会は参加者が100名を超える大盛況で、研究や大学生活に対する生徒たちの興味の大きさが窺えました。生徒たちはみな目を輝かせながら熱心に話を聴いてくれましたので、私もとても楽しく講演することができましたし、同時に自身の研究に対する励みともなりました。講演の中では、研究内容だけでなく日々の研究風景についても紹介しました。特に実験室の様子や研究者どうしの交流会の様子をうつした写真への反響は大きく、「研究=ひきこもって黙々とおこなうもの」というイメージだったのが「広くディスカッションしながら進めていくもの」に変わったという感想をたくさん頂きました。予定時間が過ぎた後も、多くの生徒たちが質問に来てくれました。やはり、同じ学校で学んでいた先輩・後輩として親近感があり、日々の勉強の悩みをきいたり、体育祭の昔話で盛り上がったりと、いくら時間があっても足りないほど楽しく交流することができました。また生徒たちだけでなく、先生方にも喜んで頂けたことも印象的でした。卒業後のイメージをより具体的に生徒たちにはもって欲しい、と日々苦心しておられる先生方のお役に少しでも立てたのではないかと思います。高校生たちにとって同じ環境で過ごしてきた先輩の姿をみることは、今の悩みを解決する上でも、将来を想像する上でも非常に有意義なものであるようでした。今回、このようなかたちで母校に恩返しできたことを大変嬉しく思います。最後に、母校訪問という貴重な機会を提案してくださったKSSのみなさま、そして講演会の実現にご尽力頂きました校長先生、副校長先生、そして進路指導の先生ほか母校の先生方には、心より感謝申し上げます。
阪井 裕美子 (植物の気孔)

【生徒たちの感想】

  • 大学での研究内容をきけて楽しかったです。
  • 研究ときくと難しいと思いがちですが、先輩方の研究内容が分かりやすく距離のあるものでもないのだなと思いました。
  • 今習っていることが、大学やその後の過程での勉強につながっていることに驚きました。
  • 自分の好きなことを探すために、これから色々なことに触れてみようと思います。
  • 学習面、生活面を含めて大学の雰囲気が分かってとてもよかったです。
  • 大学がとても楽しそうで刺激になりました。
  • この講演会は私のこれからの勉強の励みになると思います。